CortezさんのOmegamoonにザウルス SL-C1000で動くAndroidのインストール手順があります。C-1000って何?うまいの喰えるの?と思ってたので、面倒だしスルーしてたんですけど、ごめんなさい。C-3200とともに現行モデルなんですね。知りませんでした。本当にごめんなさい。
あと、SL-C3x00のAndroidインストールイメージのアップデートもあります。無線LAN設定が簡単になってるそうです。あと、RotateView.apkもデフォでいれていただけたようです。
というわけで、お詫びも兼ねて全訳します。
ザウルス SL-C1000で動くAndroidのインストール手順
1/14/2008(月)
思ってたより随分時間がかかっちゃったけど、でもついに出来たよ。Androidが僕のザウルスSL-C3100と同じように、SL-C1000で動くようになったよ。
解決策:
SL-C1000インストーラは、SL-C3x00版とちょっと違う動きをする。ext3パーティションを切ったSDカードからブートする、Altbootを使うことにしたから。内蔵フラッシュからルートファイルシステムがブートする普通の手順を試したけど、ここに書いたように、Androidが起動するときに「接続拒否」というソケットエラーを起こす結果になった。迂回策を探した結果、Altbootを使うというのが僕の思いついた迂回策。Altbootはいつもの内蔵フラッシュメモリーからじゃなくて、SDかCFからブートするから、ext3パーティションで僕の1GBのSDカードをフォーマットした。それから、Altbootと一緒に、ちょっとカスタマイズしたPokyカーネルを焼いた。AndroidのルートファイルシステムはSDに展開され、ザウルスはSDからブートするようになる。/startで簡単に開始できる。
Android。簡単にそうでしょ?じゃぁ、手順を1つづつ。(ウィンク)
準備:
SDカードをext3でパーティションを切ってフォーマットする。これが動くようにしたいのなら、extパーティションが重要。パーティション切りとフォーマットを簡単にやるために、僕はUbuntuデスクトップPCのsudo gpartedを使った。ついでに将来Debianで何かの実験をするために、swapパーティションも追加した。今のところ、swapパーティションの手順は省いてもいいけど、ext3でフォーマットされたパーティションを作ることだけは忘れずに。(ext3の重要性はまぁ分かるよね?)
訳注1) ext3のパーティションサイズについてコメントがありませんが、Androidのrootfsは50MBほど、Pokyも数十MBありますので、最低でも128MB一枚まるごとext3しちゃうのがいいかと思われます。128MBなら使わなくなったのがそこらへんに2〜3枚転がってますよね?
訳注2) ext3が重要というのは、Androidがrootfsでmmap書き込みできないと起動しないためです。NANDザウルスはワークにできるのがjffs2で、jffs2は技術的にmmap書き対応できないため、Android起動でchrootしたときにコケます。Androidがrootfsでmmapしたがるのには理由があって、動的なシステム設定をUnix Domain Socketのproperty_serviceを使って、/init起動時に作成しようとするためです。system_profileでググってみてください。
ダウンロード:
次の5つのファイルをダウンロードして、ext3で新しくフォーマットしたSDカードのルートにコピー。SDにフォルダ作ってそこにコピーしちゃだめだよ。ルートにね。
フラッシュ:
フラッシュ焼きはいつもの手順。
- バッテリーと電源アダプタケーブルを外す
- 5秒待つ
- バッテリーを戻し、カバーを閉めたらロック
- 電源アダプタケーブルをさす
- [OK]キーを押しながら、電源On/Offボタンを押す
- メニューから4. アップデート、次に2. SDを選択、最後にはい
フラッシュ焼きが終わったら、ザウルスは自動的にリブートして、Altbootが起動する。オプション1を選択して、Zaurusが内蔵フラッシュから起動させる。rootでログインして、Androidのルートファイルシステムを手動で展開。
Login: rootSDカードのスピードに依存するするけど、ちょっと時間がかかる。
# cd /media/card
# tar -xzpf adnroid-root.tar.gz
どうも、一旦ここでフルリセットしたほうがいいらしいことが分かった(電源オフ、アダプタ外し電池抜き、5秒待って電池を戻してカバーをロック、アダプタつけて、電源オン)。ザウルスがブートして、Altbootが起動したら、オプション3のSDからブートを選択する。初回起動時に、いくつか入力を求められる。1つはAltbootのアドミニストレータ用パスワード。他には、homeディレクイトリをコピーするかどうか質問されるので、はい(yes)を選ぶ。
するとSDから起動して、通常どおりのrootでログインできる。
アンドロイドの起動:
Androidを起動するには、単純に /start を実行する。
さぁ、パーティーしようぜ!
ところで。C-750, C-860もCortezさんのところにありますが、C三桁のAltbootにバグがあるらしく、正しく起動しないようです。人柱希望者はAndroid on SL-C7x0 and SL-C860 (testers needed) にあるファイルをSDに入れて、フラッシュ。
私もたぶんC三桁というか、AngstromなZaurusならどれでも動くだろうと思われるインストールイメージを鋭意作成中ですので、楽しみにお待ちください。
http://zauruszaurus.blog100.fc2.com/blog-entry-279.html
で。ちょうど、SDのext化をリナザウ上でする手順が丁寧に書かれているブログが並んでいたので、ご紹介。
SDカードのext化
http://hamumobile.blog.shinobi.jp/Entry/10/
Android化するときも、cortezさんはext3ですけど、古きよきext2でもいいですよ。
ls: /home/QtPalmtop/lib/libgcc_s.so.1: version `GCC_3.5' not found
(required by ls)
ls: /lib/libc.so.6: version 'GLIBC_2.1.3' not found (required by
/home/QtPalmtop/lib/libgcc_s.so.1)
ls: /lib/libc.so.6: version 'GLIBC_2.0' not found (required by
/home/QtPalmtop/lib/libgcc_s.so.1)
残念!
安藤さんのインストールイメージ、楽しみにしています。
フラッシュ焼き終わってAltbootで1を選択し、rootでログインした直後が上のような状況です。
手順を間違えるような部分はないんですけどね…。
Booting Modern Distros From An Sd Card Using The 2.6.23 Kernel - OESF Forums
http://www.oesf.org/forum/index.php?showtopic=25399
syslogdをできるだけ早く起動すること。altboot.funcにsleepを入れること。これでAltboot起動時にキー入力ができなくなるバグ回避できるかもだそうです。
怒られちゃいます。
ls もエラーで使えません。
途中でhomeディレクイトリをコピーするかどうか質問されなかったのがいけなかったのかな?
Angstrom-altboot-console-image-glibc-ipk-2007.12-r13-akita-installkit.tgz を入手して
これからインストールしようとしましたが、
同じエラーがでます。
そもそも、
/media/card/ には
adnroid-root.tar.gz がないですね。
SDはどこにマウントされるのだろう?
の対策が判明しました。
LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib
とすればよいです。
/home/root/.profile に定義する行があれば
コメントをするのを忘れずに。
Angstrom は/home/ 以下を削除しないため、
以前の設定が悪さをしていました。
以下の記事を見つけたので、
こちらの手順はやめて、以下を試してみます。
Android Zaurus: Angstromで動くAndroidのインストールイメージ - 人柱募集中
http://androidzaurus.seesaa.net/article/80104396.html
tar の問題はchmod a+x gnu-tar
を事前にしておくと問題がなかったのですが、
SDから起動しようとしたところ
Note:No INIT [/sbin/init.sysvinit]found on target
Note:No boot-images found in [/media/card/boot-images]
ERROR:No direct-install or loop-images found. Nothing to do!
なるエラーになり起動できません。
解決法があれば、教えていただけませんか?
http://www.omegamoon.com/blog/static.php?page=ZaurusAndroid
結果は同じでした。
・SL-C3100
・ネットワークカードはPLANEXのGW-CF11X
CortezさんのイメージでC3100にインストール
成功しましたが以下の現象が出ています。
1.ネットワークに繋がりません。
2.タッチパネル反応なし
また、日経Linuxで紹介されている
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091212/342035/
にある「日経Linux2009年2月号付録DVDに用意したインストール・イメージ」を
使ってインストールしてみました。
こちらでは以下の現象が出ています。
1.無線LANに対応していない…?(WiFiの設定ができない)
*ネットワークカードを差し込むとLinkランプつくが反応はしない
2.LanguageにJapaneseがない(バージョンが古い?)
3.画面の縦と横の切り替えができない(別途設定が必要?)
後者の環境にて設定変更(可能であればバージョンアップ)が出来る方法を
ネットで探してるのですが見つからないです。
2) バージョン思いっきり古いです。
3) 横(landscape)固定にしています。縦(portrait)は思いっきり遅くなります。ソフトウェアで回しているので。